FXトレードノートにかえて

FXに関する記録や考え方をアウトプットすることで、トレードが自然と生活の一部となる日を目指すブログ

「勝ちきれない」を脱したい、と思いつづけて

すごい裁量トレーダーは、
たった一つの手法をもとに、簡単にトレードをしているように見えます。
そしてそれを見た我々は、
そのうち自分もその域に達したい、と思うわけです。
かくいう私もそう思ってFXに向き合ってきました。


すごく簡単なことを言っているように聞こえるし、
ルールは単純だし、自分でもできるだろうと。

しかし結局、いくら効果的そうな手法、トレード方法を
聞きかじって知って手に入れたとしても、
実際そのとおりにやっても、思ったほどうまくいかない。

だって、それはあくまで、「すごいトレーダー」が作ったルールで、
本当の意味で理解し自分のものにできていないからです。

そのルールでトレードしている人は、
言葉になっていない部分に何かしら
独自の判断を入れていることが多いと思う。
だってそれでなかったらそもそも「裁量」トレードといわないよね。


だから、「思ったほどうまくいかない」と感じると、
そのルールそのものが本当に機能するのかどうかの自信がもてず、
ちょっとアレンジしたくなったり、すぐに破ろうとしてしまう。


私もそう。
なんとかしてうまく使おうと、
少しずつアレンジし、自分なりの考えを取り入れ、
あるとき小さな気づきがあり、でもやっぱり何か違う気がして
検証し、練習し、
たまに元の基本に戻ってはアレンジし…

ほんとうに、それの繰り返し。

ちょっと勝てるようになったと思ったら、
決済ポイントがいまいちさだまらず大きく負けて、
トータルで言うとずっと「勝ちきれない」状態。

それを脱したいと思いながら私なりにもがいてきました。



これだけやっても、何か今一つ「違う」…


このブログを始めて、
記事にするしないににかかわらず、
問題をいろいろと言葉にして整理しようとしました。

そして気づいたこと。

問題は、ルールを形作る細かな条件が、
「自分にとって」わかりやすく判断しやすいものではないことだと。

つまり、ルールはあっても、
そのルールに合っているかどうか判断に迷ってしまう。
それでは十分にルールを使いこなせているとはいえず、
トレードしようとするたびに迷いが生まれ、
とても「淡々と」トレードを繰り返すなんてできません。



どんな単純な手法を使うにしても、
ある程度長い時間相場と向き合い、チャートを追い続け、
繰り返してそれを試し、経験しないとだめだと思いました。

ちゃんと理論に基づいた優位性のあるルールを確立し、
自分がそれに納得し、
確実にそれを全うできるように意識しながらやれるのが一番です。
でもそこまでいくのは時間をかけても結構難しい。
完全に自分のものにならず、負けが込む場合が続いても、
少なくともその手法は<そういうもの>だと「慣れ」ないことには、
そのあと使っていくことはできなくなります。

回数を重ねて経験し、訓練することでしか得られないものがある。


人からもらったルールをそのままやろうと思ってはダメ。
そのルールによるトレードがどんなものか
体にしみこむまでやってから本番を始めるか、
アレンジでもいいので自分なりのルールを作って
持たないとだめだと思います。


そして、ちゃんと確率が出せる回数だけ試し、
できればその2倍、3倍の検証をして
そのルールがどういうものかのか、
自分に使い続けられるかどうかの判断をしないといけないんじゃないかな。
(私はこれからだけど)



大きな目標があるときに、
「~になりたい」じゃなくて
「~になっている」「~である」というふうに
断定するほうがいいと聞いたことがあります。


「勝ちきれない、から脱したい」
「FXを日常の一部にしたい」

ではなく

「トレーダーとして、FXを日常の一部として生活する」


ちょっと前まで、トレードに関しては本当に
こんなふうに断言するなんて無理でした。
言葉を並べるならできますが、それを本気で言うのはできなかった。
おこがましいとでも言いますか、口がかゆくなる感じ。
意味のないくさいせりふをただ発声しているだけ、みたいな。

でも、今なら言える。

「私は、FXを生活の一部とし、
将来的にも継続して資金を増やしていける
トレーダーになる」

あれ、ちょっと言い回しちがった…まあいいか。




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