FXトレードノートにかえて

FXに関する記録や考え方をアウトプットすることで、トレードが自然と生活の一部となる日を目指すブログ

都市伝説からはじまった

私は7年くらい前だったか、FXというものの存在を知り、
やってみようかなと思ってかじり始めました。

最初のこの時点では、FXで利益を出し続けている人なんて、
都市伝説と同じくらい現実味のないものとしか感じられなかった。

書籍やネットでいっぱいFXに関する情報は出ているけれど、
実際にその人を知っているわけではないし。

だんだんと、なんとなくFXというものが<わかってきたつもり>になる。
ダウ理論というものがあるんだなとか、
インジケーターはローソク足からの情報を分かりやすく示したものなんだなとか。

どの手法がいいんだろうという話になり、
相場理論なんてあってないような世界で、自分なりに方法論を学ぼうとするんだけれど、
これならいけるかもと思ってもまた落胆、みたいなことが繰り返される。
その中で、ますますFXの世界が途方もないものに感じるようになる。

そして、結局はどんな手法でも確実なものなのなんてないし、
勝つ手段なんてないのではと思い始める。
(すっごく大量の資金を持っている人が各種銘柄に分散して
無限ナンピンするとかなら話は違うけれど)
もしかして勝ち組トレーダーの中のさらにごく一部のひとぐらい、
本当の意味で相場がわかっていて儲けている人もいるかもしれないけれど、
そういう人はもう「手法」なんてものは使わないレベルなんじゃないかしら。
わかんないけど。

ではどうすればいいか、となったとき、
目についてくるのが「手法」以外のFXに関するブログ記事でした。

ぱっとみて、精神論か何かじゃないかと思える。
最初の、「FXで勝っている人都市伝説」のころの人間にとっては特に、
何を言っているのかわからないし、
そういうブログも本も受け流してしまって、
きっとあまりしっかり読む気はしないんじゃないかな。
だって理解できないんだもの。
私もそうでした。


でも、経験を積んで、あるときふと、「ああ、そういうことなんだ」
と感じるときが来たわけです。

それからというもの、手法が書いてあるものよりも、
「そもそもFXとは」みたいな記事のほうが目に留まるし、
「ふむふむ、そうだよね、そういうことなんだね」と
ほんとに腑に落ちた形で頭に入ってくるようになります。

もっと初期の段階でこそ、「目からうろこ」な内容なはずなので、
しかし逆に、初心者の人はいくらその話をされても
ほぼほぼ納得しないし理解できないという矛盾。

私はというともうある程度自分なりの方法が固まってきていたので、
その内容もすんなり受け入れられたんですかね。
きっと最初の私では無理だった。

まあ、しょうがないのかも。
その過程すら、通るべき道だということなのでしょう。


トレードを学ぶ途中で、
エントリーしてから決済までの話で、
「メンタルで利を伸ばす」とか「メンタルで耐える」とかっていう言葉がでてきて、
著者の人もそれについては全否定していたし、
当時の私ですらそういう意味での「メンタル論」は論外だと思いました。

実は今また、そのときの「メンタル」とは違う意味での「メンタル」が、
とっても必要なことなんだと思い始めています。

単なる精神論ではなく、「FXに対する考え方」というのかな。

ときどき、今の私にとってすごくためになる話を見つけては読み、
心に刻むことにしてます。
こっそり「ポチ」したり。

そのうち、本当にそれらが身に染みて自分の実績もそれに追いついてきたときには、
自分でもその内容を自分なりに発信してみようかなあ。
自分でアウトプットするのはきっと自分のためにもなると思うので。

それまでこのブログを続けるだろうか。
別の、もっとかっこいいやつ立ち上げるだろうか。。。

文才が、ほしい。



「理論」も必要ですよ、「理論」というより自分なりの「基準」がね。
「ギャンブル」じゃないはずなんだけど、
「ギャンブル」だってあれ、
そういう意味ではちゃんとした理論の積み重ねで成り立つものなので、
馬鹿にはできません。
だってそうじゃなきゃ、カジノなんて商売が成り立たないはず。



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