FXトレードノートにかえて

FXに関する記録や考え方をアウトプットすることで、トレードが自然と生活の一部となる日を目指すブログ

複利を考える

複利とは、増えた利益を元手に、さらに利が乗ること。

 

私のイフダン戦略は、最初から一定の資金があることをもとに為替変動益を得るものなので、複利をうむためには得た利益を自分で意識的に再投資することが必要です。

 

つまりは、しかけるポジション、通貨数を増やすことなのですが、

増えた資金 ≧ 増やしたポジションがレート0まで下がったときに追うリスク

となるようにきちんと計算はしなければいけません。

 

そして増やしたポジションは、決済され解消されても、また同じリスク分の注文をいれることができ、そうしてポジションが複利となり増えていくことが期待できます。

 

では、どの通貨に投資するか。

 

レートが0に近い通貨ペアのほうが、同じリスクで保有できる通貨数が多くなりますが、

その場合は実はボラもちいさくなったりするので資金効率がいいかというと、そこは相場次第でよくわかりません。

しかし、スワップ金利に関しては、長期で見れば確実に差が出るので、より高金利の通貨のほうが利益が期待できます。

 

そこで注目のZAR/JPYTRY/JPY。

どちらも、他の通貨ペアに比べるととびぬけてレート0に近く、

プラススワップが期待できます。

( 最強はメキシコペソ円ですが、残念ながらOANDAjapanでは扱っていないのでね)

 

 実際に今同じ10000円のリスクをとれるならば、現在レートから買い増しできる通貨数とそれによって得られるスワップ1日分を計算すると、

ZAR/JPY は1.5円、TRY/JPY は4.0円で、とくにTRY/JPY がだいぶ有利なことがわかります。さすが噂通りの高金利

 

f:id:fukunotefx:20190527132351p:plain
 

 

とにかく、このどちらかのペアなら、

他のペアに比べて急激に高いレートまで上がってしまうようなこともないだろうし、

長期にわたってポートフォリオ内においておける水準で推移してくれる可能性が高いこともあり、複利ポジションの土台として適当であると判断しました。

 

この2ペアについて、これまで通り同じ値幅のイフダンの扱いをどうしようかと検討しましたが、しばらくは、ポートフォリオ最大8ペアの中の一つとして続けて働いてもらい、そこに複利ポジションを追加していくことにします。

 

得た利益を証拠金とする通貨数を買い増しするというのも実行してみましたが、

増えるリスクを考えるとあまり適切な方法でないと気付いたので、今後はやめます。 

 

スワップ金利もずっと続く保証はないので、情勢が変わった場合は、

また戦略を考え直すことになるでしょうが、しばらくがんばってもらいたいものです。